奥田百子の米国特許制度解析ブログ
弁理士で翻訳家である奥田百子氏による米国特許制度の解説ブログ。
米国特許法、審査基準、特許事例、判例などを訳しながら、米国特許HPを
参照しつつ、解説していきます。

【第71回】 ワンワンニャンニャン

2012.02.22

 2月22日は猫の日だったそうですね。「222」で、「ニャンニャンニャン」ということで、猫の日なんだそうです。

 

 日本語はこういう擬声語や擬態語が多くて面白いですね。漫画を見ていると、擬声語・擬態語の嵐です。伝統的な言い回しもありますが、日々新しい擬声語・擬態語が生産されているのも面白いです。我々は初めて聞く擬声語・擬態語でも、なんとなく何を表しているのか分かるから、不思議ですよねぇ。

 

 さて、では中国語ではどうなのでしょうか。

 

 中国語にも、もちろん擬声語や擬態語はあります。でも日本ほどではないです。文字にかけないレベルであればたくさんあるのですが、文字に書くものとして考えると、日本語より格段に少ないと思います。しかし、日本人の感覚とは結構ずれているので、知っておいたほうがいいものも結構あります。

 

 今日は、とりあえず動物の鳴き声から入っていきましょうか。

 

・猫

 日本語では「ニャー」「ニャン」「ミャー」「ミー」などありますね。中国語では一般的には

 

喵喵miāo miāo  もしくは  咪咪mī mī

 

です。いずれも日本人にとって受け入れやすい音ですね。

 

 

・犬

 日本語では「ワンワン」が一般的だと思いますが、中国語ではどうでしょうか。

 

汪汪wāng wāng

 

 日本の場合とそっくりですね。ただ、声調が違いますけどね(笑)。

 

 

・羊や山羊

 日本語では「メーメー」だと思いますが、これも中国語でもあまりかわりません。

 

咩咩miē miē

 

 

・牛

 日本語は「モ~」とかだと思いますけど、中国語も同じような感じです。

 

哞哞mōu mōu

 

 

・にわとり

 にわとりの代表的な鳴き声というと「コケコッコ~」ですね。これは英語ではcock-a-doodle-dooというのですよね?日本語と随分違うということでよく引き合いに出されますが、中国語ではどういうのでしょうか。これが、また、全然違います。

 

咯咯gē gē  もしくは  喔喔wō wō

 

 なんというか、随分あっさりしてますよね。ちょっと期待はずれです(笑)。

 

 

・馬

 日本語だと「ヒヒーン」というのが一般的でしょうね。中国語はこんな感じです。

 

咴儿咴儿huīr huīr

 

 かなり違うように思いますね。同じ音を聞いても、日本人の感じ方と中国人の感じ方が違うということでしょうか。面白いです。

 

 さて、ここでお気づきかとも思いますが、中国語の擬声語は、圧倒的に第1声が多いのです。上に挙げたものは全て第1声ですね。

 

 とりあえず何か音を発する時、中国人は第1声で発することが多いような印象を僕は持っています。例えばアルファベットのAを単独で発音する場合はたいてい第1声で発しているように思います。

 

 対照的に日本人は第4声(?)が好きですね。「ニャーニャー」も「ワンワン」も「モーモー」もアルファベットの「A」も、皆さんはたいてい第4声で発しているのではありませんか?

 

 どうでもいいことではありますが、とても不思議です。これをもって何かを解明することは難しいと思いますが(笑)、こういうことに気づいて真似をしていくことも、語学の上達方法であり、また語学の楽しみでもあると思います。

 

 さて、1つ皆さんにお聞きしたいことがあります。豚は中国語ではなんと鳴くか分かりますか?

 

 実は、ここ数年、気にはなっているのですが、なかなか探し当たりません。中国の友人にも何人かに聞いてみたのですが、なんと、みんな分からないというのです。

 

 無理に言ってもらうと、すでに言葉ではなく声帯模写になってしまうのですね。当然漢字では書けません。

 

 なんだかとても不思議なのです。日本ではふつう「ぶーぶー」ですよね。誰でも知っている鳴き声です。なのに、中国では決まった言い方がない。大変不思議です。

 

 だれか、豚が中国語でなんと鳴くか知りませんか?あるいは、豚の鳴き声が中国ではちゃんと決まっていないのはなぜか、知っている人はいませんか?

ページの先頭へ

プロフィール

奥田 百子
  • ■ 氏名
    伊藤 祥雄(いとう さちお)
  • ■ 自己紹介
    1968年生まれ 兵庫県出身
    大阪外国語大学外国語学部中国語学科卒業
    在学中、北京師範大学中文系に留学
    大阪大学大学院文学研究科 博士前期課程修了
    サイマルアカデミー中国語通訳者養成コース修了
  • ■ 現在の仕事
    通訳・翻訳業を行うかたわら、中国語講師、NHK国際放送局の中国語放送の番組作成、ナレーションを担当している
  • ■ 趣味
    筋トレ、合唱
  • ■ 著書
    2004年
    「文法から学べる中国語」
    ナツメ社
    2007年
    「中国語!聞き取り・書き取りドリル」宝島社(別冊宝島)
    「文法から学べる中国語ドリル」
    ナツメ社
    2008年
    「ぜったい通じるカンタンフレーズで中国語がスラスラ話せる本」
    永岡書店
    「すぐに役立つ中国語の基本単語集」ナツメ社
    2009年
    「中国語検定対策4級問題集」
    白水社
    2010年
    「中国語検定対策3級問題集」
    白水社

ブログ内検索

カテゴリ

バックナンバー

弁理士の皆様のパーソナルブランディングを支援

特許翻訳サービス

翻訳会社インターブックス