奥田百子の米国特許制度解析ブログ
弁理士で翻訳家である奥田百子氏による米国特許制度の解説ブログ。
米国特許法、審査基準、特許事例、判例などを訳しながら、米国特許HPを
参照しつつ、解説していきます。

【第67回】 どうしましたか?

2012.01.25

 前回のメルマガでは医療関係の言葉をご紹介しましたが、ちょっと一般的な実用性に欠ける内容だったなぁと反省(笑)。

 

今回は自分の症状を医者に伝える時の言い方を勉強しましょうか。

 

中国の病院に行くと、医者(医生yī shēng もしくは 大夫dài fu)がこのように皆さんに聞くと思います。

 

哪儿不舒服?

năr bù shū fu

どこが気持ちよくないですか?(直訳)

 

 これは、日本のお医者さんだと「どうしましたか?」という感じでしょうか。これを言われたら、自分の症状を説明しましょう。

 

 

● 発熱

 「少し熱があるようです」というのを中国語では何と言うでしょうか。

 

我有点儿发烧。

wŏ yŏu diănr fā shāo

私は少し熱が出ている。(直訳)

 

 日本語では「発」と言いますが、中国語では普通「发」なのですねぇ。面白い違いです。

ちなみに中国語で「发热fā rè」と言ってもいいようです。

 

 

● 咳

 咳(セキ)のことを中国語では「咳嗽ké sou」と言いますね。これ、名詞としても使えますが動詞にもなります。たとえば:

 

・咳嗽得很利害。

 ké sou de hěn lì hai

 咳がひどい。

 

・有点儿咳嗽。

 yŏu diănr ké sou

 少し咳が出ます。

 

 

● 頭痛

 頭が痛い時は何と言えばいいでしょうか。

 

・我头疼。

 wŏ tóu teng

 私は頭が痛い。

 

 僕は北京に留学していたせいか「头疼」という言い方が定着してしまっていますが、南方や台湾などでは「头痛tóu tòng」という言い方が優勢なようですね。

 

 これ、「头疼」で「頭が痛い」という「主語+述語」の構造なのかと思うと、この2文字で1つの形容詞(動詞)として使われることもあるようです。たとえば:

 

・我有点儿头疼。

 wŏ yŏu diănr tóu téng

 私は少し頭が痛い。

 

 もし「头疼」が「頭が」+「痛い」という主述構造としてしか使えないのであるなら、「我头有点儿疼」としか言えないはずですが、「我有点儿头疼」とも言えるのですね。

 

 また、発音も「tóu teng」と、「疼」は軽声で読まれることがあります。軽声は単独では出てこないわけですから、「疼」が軽声になっている場合は「头疼」で1つの単語と見ることができるわけです。

 

 「结婚jié hūn」が中国語では「動詞+目的語」の構造をしているように、「头疼」も「主語+述語」の構造をしているのかと思ったら、「头疼」で1つの形容詞(動詞)として扱われる場合もあるのですね~。

一筋縄ではいかないです(笑)。

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プロフィール

奥田 百子
  • ■ 氏名
    伊藤 祥雄(いとう さちお)
  • ■ 自己紹介
    1968年生まれ 兵庫県出身
    大阪外国語大学外国語学部中国語学科卒業
    在学中、北京師範大学中文系に留学
    大阪大学大学院文学研究科 博士前期課程修了
    サイマルアカデミー中国語通訳者養成コース修了
  • ■ 現在の仕事
    通訳・翻訳業を行うかたわら、中国語講師、NHK国際放送局の中国語放送の番組作成、ナレーションを担当している
  • ■ 趣味
    筋トレ、合唱
  • ■ 著書
    2004年
    「文法から学べる中国語」
    ナツメ社
    2007年
    「中国語!聞き取り・書き取りドリル」宝島社(別冊宝島)
    「文法から学べる中国語ドリル」
    ナツメ社
    2008年
    「ぜったい通じるカンタンフレーズで中国語がスラスラ話せる本」
    永岡書店
    「すぐに役立つ中国語の基本単語集」ナツメ社
    2009年
    「中国語検定対策4級問題集」
    白水社
    2010年
    「中国語検定対策3級問題集」
    白水社

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