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翻訳コラム

COLUMN

第341回エンブレム

2017.06.21
通訳・翻訳家 伊藤祥雄

2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会、色々とケチがついたりして、問題噴出。大変だなぁと思いますねぇ。

しかし、問題が起こったおかげで気がついたこと、知ったことなどもあり、問題が起こるのも一概に悪くはないですね(笑)。

というわけで、色々オリンピックについて勉強してみましょう(笑)。

このメルマガでも何度かオリンピックについて取り上げたことがあるので、今更ですが、一応「オリンピック」「冬季オリンピック」「パラリンピック」を中国語でどういうかおさらいしておきましょう。

オリンピック
奥林匹克运动会
ào lín pĭ kè yùn dòng huì
略して「奥运会」

冬季オリンピック
冬季奥林匹克运动会
dōng jì ào lín pĭ kè yùn dòng huì
略して「冬奥会」

パラリンピック
残疾人奥林匹克运动会
cán jí rén ào lín pĭ kè yùn dòng huì
略して「残奥会」

そして一昨年でしたか、かなり問題になったエンブレム。こういうものがあるのは知っていましたが、単に「ロゴ」ではなく「エンブレム」と言っていたのですね。知りませんでした(笑)。

さて、そのエンブレムは、中国語ではこう言っているようです。

会徽
huì huī

それから、「パクリ」「盗用」については、こういうふうに言っている報道が多かったようです。

抄袭
chāo xí
直訳:盗用する、剽窃する

パクリ疑惑が出てきた時に、多くの人が「五輪招致ロゴをエンブレムとして使ったらいいんじゃないの?」と言っていましたね。これも今回初めて知ったのですが、オリンピック開催地の候補地がそれぞれ自分たちのことをアピールするためにロゴを作るようなのですが、それをそのままオリンピックのエンブレムに使うことはできないのだそうですね。

では、その「五輪招致ロゴ」は何というでしょうか。

申奥会徽
shēn ào huì huī

「申奥」というのは「申办奥运」の略で、「申办」とは何かの大会などを招致する時に使う動詞です。

さて、エンブレムとともにオリンピックに欠かせないのが、マスコットですね。2020年東京オリンピックのマスコットは、現在選考中のようで、まだお目見えしていません。マスコットはパクリ疑惑とかとは無縁であればいいのですが。。。

ではそのマスコットは、中国語では?

吉祥物
jí xiáng wù

この中国語を始めて見た時、「ああ、マスコットってそういう意味なんだ」って思いました(笑)。中国語は音訳の外来語をあまり受け入れず、できるだけ意訳しようとしますよね。ですから、中国語での言い方を見て初めて意味が分かるようなことが時々起こります。中国語を勉強すると、色々なメリットがあって、楽しいですよね。

伊藤祥雄

1968年生まれ 兵庫県出身
大阪外国語大学 外国語学部 中国語学科卒業、在学中に北京師範大学中文系留学、大阪大学大学院 文学研究科 博士前期課程修了
サイマルアカデミー中国語通訳者養成コース修了

通訳・翻訳業を行うかたわら、中国語講師、NHK国際放送局の中国語放送の番組作成、ナレーションを担当

著書

  • 文法から学べる中国語
  • 中国語!聞き取り・書き取りドリル
  • CD付き 文法から学べる中国語ドリル
  • 中国語検定対策4級問題集
  • 中国語検定対策3級問題集
  • ぜったい通じるカンタンフレーズで中国語がスラスラ話せる本

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