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オーラルヒストリーの理論と実践

オーラルヒストリーの理論と実践

ヴァレリー R.ヤウ 原著

吉田 かよ子 監訳・訳

平田光司, 安倍尚紀, 加藤直子 訳

A5判 472ページ 上製
ISBN978-4-924914-12-4
定価:4,725円(税込)


本書の目次より

本書の刊行に当たって
原著者による前書き

第1章 綿密なインタビュー入門  
第2章 オーラルヒストリーと記憶
第3章 インタビュープロジェクトの準備
第4章 インタビューの技法
第5章 法的な問題と倫理
第6章 インタビューにおける対人関係
第7章 オーラルヒストリープロジェクトの諸相 ─コミュニティ研究
第8章 オーラルヒストリープロジェクトの諸相 ─伝記(バイオグラフィー)  
第9章 オーラルヒストリープロジェクトの諸相 ─家族史研究  
第10章 分析と解釈
第11章 プロジェクトの完了

附録
A  インタビューガイドの見本
B  オーラルヒストリー学会(OHA)のオーラルヒストリー評価ガイドライン 
C  オーラルヒストリー学会(OHA)の原則と基準
D  施設内治験審査委員会(IRB)による審査から除外されたオーラルヒストリー
E  記録保存シートの見本
F  法的な公開承諾書
G  フェイスシートおよび情報シートの見本
H  テープ索引の見本
I  テープコレクションのマスター索引1ページ目見本
J  コンピュータを用いたトランスクリプトの索引付け指示書
K  オーラルヒストリーの引用 
 
索引
本翻訳書の経緯 
日本におけるオーラルヒストリーについて
原著者略歴
訳者略歴

 

 

「本書の刊行に当たって」より

 

アメリカのオーラルヒストリアン、ヴァレリー・R・ヤウによるRecording Oral History: A Guide for the Humanities and Social Sciences, Second Edition(2005年出版)の翻訳書。初版は1994年に出版され、オーラルヒストリーを学び、実践する研究者が行うべき綿密なインタビューの手法から始まり、史資料としての保存、公開に至る実践のためのテキストとして高い評価を得た。この初版と2005年に出版された第2版の際立った違いは、初版が世に出て以降のオーラルヒストリーの学問的正当性を問う2つの大きな論点、すなわち語り手の証言あるいは語りの記録の正確さにかかる人間の記憶という問題と、収集されたオーラルヒストリー資料の分析、解釈についての論述を2つの章として新たに設けた点にある。また第2版発刊にむけて、ロナルド・グリーリーや、アレッサンドロ・ポルテリをはじめとするオーラルヒストリー分野の先駆的役割を担ってきた歴史家や社会学者、その他オーラルヒストリーに関連する分野の専門家が原稿に目を通し、彼らの視点や指摘が本書に反映されていることも、総合入門書としての価値を高めたと言えるだろう。

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