日本オーラル・ヒストリー研究 第3号
本書の目次より
- 〈特集〉戦争・植民地期- オーラル・ヒストリーの視点から
- 第4回大会報告・シンポジウムを振り返って
-戦争・植民地・オーラルヒストリーの今 中尾知代
- 〈極限状況〉に置かれた者の語り-ナガサキの被爆者の場合 中村政則
- 『あの戦争』を映像によって語り継ぐ-戦場体験放映保存の会の取り組みについて 中田順子
- 沖縄の声を聴く-「琉球弧を記録する会」語る傷を包む腕とまなざし 中尾知代
- アジアにおけるオーラル・ヒストリー-マレーシア、シンガポールを中心に 舛谷 鋭
- 〈論文〉
- 立体的理解を可能にするオーラル資料と文字資料の併用
-1942年度・1943年度のタイ国招致学生事業における在日タイ固留学生に関する調査研究の事 例から 河路由佳
- 中国残留孤児の帰国動機-語られ方をめぐって 張 嵐
- 遺骨と追悼-北海道朱鞠内における遺骨発掘運動を事例 として 安 道幹
- 〈母の死〉から立ちあがる-「平和活動者」としての主体化過程 門野里栄子
- 日本オーラル・ヒストリー学会編集委員会 編
- B5判 172ページ 並製
- ISBN978-4924914438
- 税抜:1,389円(税込:1,500円)