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翻訳コラム

COLUMN

第397回インフルエンザ

2018.08.22
通訳・翻訳家 伊藤祥雄

皆さんはインフルエンザにかかったことがありますか?

僕はお陰様で、あまりかかったことがありません。小さい頃は多分皆無。まぁ、昔はインフルエンザって風邪のひどいのという認識でしたから、かかっていたかもしれませんが、はっきりインフルエンザだと診断されたのは多分2回。

1回目は2009年のお正月でした。この時はA型インフルエンザで、熱も40度くらいまで上がり、結構つらかったのを覚えています。僕はちょうど厄年だったので、ああ厄年ってバカにできない、と思ったものでした(笑)。

そしてその後は無縁の生活を送っておりましたが、久々にやってしまいました。そう、人生で2回目です。つい先日のことです。今回はB型でした。

B型は高熱になることもないようで、自分もまさかインフルエンザとは思わず、症状が現れてからも2日ほどはふつうに仕事に行っていました。たくさんの人を危険にさらしてしまったなと反省しています。

さて、せっかく(?)インフルエンザになったので、色々中国語の勉強をしておこうと思います。

そもそもインフルエンザって中国語では?

流行性感冒
liúxíngxìng gănmào

そう、日本でも昔はこういっていましたね。「りゅうこうせいかんぼう」略して「流感(りゅうかん)。実は中国語でも同じように略します。

流感
liúgăn

それに中国語を勉強中の皆さんならきっと気づかれたでしょうが、“流行性感冒”の最後の2文字“感冒”、これ中国語ではふつうに「カゼ」の意味ですよね。

感冒
gănmào
風邪

まぁ、インフルエンザは風邪とは別物というのが最近の考え方でしょうが、症状は少し似ているところがあるので、合わせて覚えておくといいかと思います。

さて、僕が今回かかったのはB型インフルエンザです。よく聞くのはA型とB型ですね。ちょっと調べるとC型というのもあるそうですね。こういうのは中国語では何と言うのかご存知でしょうか。

甲型流感
jiăxíng liúgăn
A型インフルエンザ

乙型流感
yĭxíng liúgăn
B型インフルエンザ

丙型流感
bĭngxíng liúgăn
C型インフルエンザ

そう、日本ではもうあまり使われなくなった「甲乙丙丁…」が使われているのです。中国語ではまだ普通に使われているようです。肝炎にもA型B型C型がありますね。やはり中国語では“甲型、乙型、丙型”と呼ばれています。

でもABO式の血液型については、日本と同じでアルファベットを使っているようですね。

A型
A xíng
A型(がた)

少し話がそれましたので、インフルエンザに戻します。

ニュースなどを見ていてよく話題になるのが、鳥インフルエンザですね。

よく養鶏場のニワトリが鳥インフルエンザに感染し、大量のニワトリが殺処分されています。仕方ないとはいえ、かわいそうだなと心が痛みます。

さて、その「鳥インフルエンザ」ですが、中国語ではどういうでしょうか。

禽流感
qín liúgăn

そう、“鸟 niăo”でも“鸡 ”でもなく“禽 qín”なのですね!こういう時に字を選ぶのはどんな人なのでしょうねぇ。本当に的確で面白いです。

伊藤祥雄

1968年生まれ 兵庫県出身
大阪外国語大学 外国語学部 中国語学科卒業、在学中に北京師範大学中文系留学、大阪大学大学院 文学研究科 博士前期課程修了
サイマルアカデミー中国語通訳者養成コース修了

通訳・翻訳業を行うかたわら、中国語講師、NHK国際放送局の中国語放送の番組作成、ナレーションを担当

著書

  • 文法から学べる中国語
  • 中国語!聞き取り・書き取りドリル
  • CD付き 文法から学べる中国語ドリル
  • 中国語検定対策4級問題集
  • 中国語検定対策3級問題集
  • ぜったい通じるカンタンフレーズで中国語がスラスラ話せる本

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