2025.05.13更新
翻訳外注ノウハウ

失敗しない翻訳会社選び|取引すべきでない5つの特徴と見極め方

【取引するとあぶない翻訳会社】5つの特徴

契約書やホームページ、多言語マニュアルなど、翻訳が必要になる場面はある日突然訪れます。初めての翻訳外注では、時間も情報も限られた中で判断を迫られがちです。

本記事では、翻訳会社選びで「失敗しないために」絶対に避けるべき5つの特徴を、実際の事例をもとに解説します。表形式での比較を交えながら、注意点をわかりやすくお伝えします。

特徴①:対応が雑・遅い

お客様対応の品質は、その翻訳会社の組織体制や文化を如実に反映します。以下のような対応が見られる会社は注意が必要です。

注意すべき兆候 問題点
電話応対が遅く、折り返しもない 顧客対応体制が未整備
メールの返信が遅い、もしくは来ない 信頼関係の構築が困難
質問に対する回答が的外れ 翻訳の精度にも不安が残る
指摘に対して言い訳ばかり 誠実さ・責任感に欠ける

誠実な企業であれば、顧客対応の不備は早急に改善されるべき問題です。対応が不安な場合は、初期の段階で見切りをつけるのが賢明です。

特徴②:上から目線・専門用語ばかり

「翻訳業界の常識=お客様の常識」ではありません。難解な専門用語で押し切ったり、顧客を軽視するような姿勢の会社には注意が必要です。

上から目線の例 問題点
質問に「翻訳を知らないから」と返す 顧客理解を怠っている証拠
専門用語を並べて説明を避ける 情報提供・誠実な説明に欠ける
「プロに任せておけばいい」と断言 双方向の信頼関係が築けない

顧客の理解を助ける努力ができない会社は、コミュニケーション不足によるミスを招くリスクが高くなります。

特徴③:他社批判で自社を売り込む

信頼できる翻訳会社は、自社の強みを“他社批判なし”で伝えられます。

他社批判の例 問題点
「A社は安いけど質が悪い」 公平な判断を妨げる誘導
「B社は対応が遅い」 主観的な情報で判断を促す
「うちは業界一」など曖昧な表現 根拠のない誇張表現は危険

適切な比較説明と、自社の強み・弱みを正しく伝える姿勢こそが、顧客にとって安心材料となります。

特徴④:デメリットを隠す

どの翻訳方法にも一長一短があります。これを隠す会社は、トラブルの元になりやすいです。

デメリットの隠蔽例 本来伝えるべき情報
「短納期でも品質を落としません」 短納期=品質低下リスクあり
「AI翻訳でも完璧です」 AI翻訳は分野によって精度が落ちる
「うちは低価格で高品質」 バランスを取るには条件が必要

「価格」「納期」「品質」はトレードオフ。正直な説明がない会社は注意が必要です。

特徴⑤:納品後に逃げる・連絡が取れない

納品後の修正対応や検収は、翻訳業務の一部です。納品後に責任を持たない会社とは取引すべきではありません。

音信不通の兆候 リスク
担当者が繋がらない/折り返しもない フィードバックが受けられない
メールにも返信がない 修正対応が困難に
電話に出ない/居留守を使う 最悪の場合、法的対応も必要

誠実な翻訳会社は、納品後も責任を持って対応する姿勢を貫きます。

まとめ|不安を感じたら即見直しを

以下の特徴にひとつでも当てはまる翻訳会社は、取引を見直すべきサインです。

特徴 なぜ危険か
対応が雑・遅い 品質・信頼に疑問が残る
上から目線 顧客を軽視している可能性あり
他社批判 誠実な企業姿勢が欠如
デメリットを隠す トラブルの元になる
納品後に逃げる 長期的な信頼関係が築けない

当社インターブックスは、誠実な顧客対応と、85か国語に対応する高品質な翻訳サービスを提供しています。契約書やマニュアル、Webサイト、広報資料など、用途・目的に応じた最適な翻訳をご提案いたします。

翻訳に不安や疑問がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。プロ翻訳者と専門スタッフが丁寧に対応いたします。

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