2025.05.13更新
翻訳外注ノウハウ

【翻訳会社の選び方完全ガイド】規模・特徴別に最適な外注先を見極める方法

【翻訳の外注先】種類、規模、特長別に見分ける・使い分ける方法

「契約書を翻訳しないと」「プレゼン資料を英訳したい」――そんな翻訳ニーズは突然やってくるものです。そして「翻訳会社に外注しよう」と決めても、規模や得意分野、体制の違いにより外注先選びに悩む方も多いのではないでしょうか。

本記事では、翻訳会社の種類ごとの特徴、メリット・デメリットを比較表とともにわかりやすく整理し、用途に応じた適切な選び方をご紹介します。

翻訳外注先の種類と特徴一覧(比較表)

外注先の種類 特徴 向いているケース 主な注意点
外資系グローバル翻訳会社 世界規模の対応力と最先端技術。多言語展開、大規模案件に強み。 グローバル企業や定期的な大規模翻訳案件 初回発注のハードルが高く、実質的に再委託される場合も多い
日本国内の大手翻訳会社 実績豊富・多言語対応・企業体制が整備されている。信頼性と品質の両立。 安定した品質と実績を求めるBtoB案件 小規模・短納期案件にはやや不向き
日本国内の中小翻訳会社 専門分野や特化言語に強み。柔軟な対応が可能。 特定分野に強い翻訳、きめ細かい対応が必要な案件 信用調査や過去実績の確認が必要
個人翻訳者(フリーランス) 直接契約によるコストメリット。得意分野が合えば高品質な翻訳も期待できる。 単発または継続的な特定分野の翻訳 相性や実力の見極めが難しく、安定性に欠ける可能性あり
翻訳マッチングサービス(クラウド) 安価かつスピーディーに依頼可能。少量の翻訳やカジュアルな用途に最適。 SNS投稿、簡易な社内資料、小規模Webテキストなど 品質保証がなく、ビジネス用途にはリスクあり

外注先選びで気をつけたいサービス類型

以下のようなサービスは、一見便利でも品質や管理体制に課題があるため注意が必要です。

  • 翻訳を「副業」として扱っている業者(例:「翻訳“も”できます」などの表記)

  • 一括見積もり・比較系サイト

    → 再委託構造により、翻訳者への支払が圧縮され品質が低下しがちです。

外注先選びのポイントまとめ

  • 品質重視・信頼性を求めるなら → 大手翻訳会社

  • 専門性や柔軟性を求めるなら → 中小翻訳会社

  • コスト重視で関係構築に自信があるなら → フリーランス翻訳者

  • とにかく急ぎ・安価で済ませたいなら → 翻訳マッチングサービス

  • グローバル展開で大量翻訳を依頼したいなら → 外資系LSP

まとめ

翻訳会社の選び方は、目的や予算、納期、品質要求に応じて柔軟に見極める必要があります。「安く早く翻訳したい」「絶対に失敗したくない」「専門性を重視したい」など、何を優先すべきかを整理することで、最適な外注先は見えてきます。

当社インターブックスでは、ビジネスに必要なあらゆる文書を対象に、85か国語以上のプロ翻訳サービスを提供しています。翻訳目的や用途に応じて、最適な言語対応・翻訳方法をご提案可能です。翻訳外注をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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