2024.01.05
お知らせ

能登半島地震により被災された皆さまへのお見舞い、ならびに年頭のご挨拶

新年を迎えるにあたり、ご挨拶を申し上げます。
まず、元日に発生した能登半島地震において亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。また、被災地において救済や復旧支援に尽力されている方々に深く敬意を表します。一日も早い復興を心から願っております。
 
さて、昨年の翻訳業界での大きなトピックスはChatGPTの登場でした。生成AIの大規模言語モデルはコンピューターとの対話を通して文脈を理解し、自然な言葉を生成することができます。それはスタンリー・キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』に登場する人工知能を持つコンピューターHALとのやり取りを思わせます。生成AIは、ビジネスや教育、医療、芸術などさまざまな分野で活用されることで、効率化やイノベーションを促進することが期待できます。しかしどんなにAIが発達しても、コンテンツの精度や信頼性、著作権や倫理などの面で十分な検証が必要となり、人間による最終チェックの部分は決してなくなることはありません。インターブックスは人間の手による最後の20%、すなわち「ラストワンマイル」(last one mile)の部分を極めていきます。
 
2024年は十二支では甲辰(きのえたつ)の年となります。ちなみに前回の甲辰は60年前の1964年で、アジア初となる東京オリンピックが開催されました。その後、敗戦国日本が戦後の急速な復興を遂げるきっかけになった年です。60年後の今日、日本はさまざまな問題を抱えていますが、革新的なイノベーションを駆使しつつ、新たな高みを目指していかなければなりません。
 
私たちインターブックスも「言葉の壁をなくし、真のコミュニケーションで世界の人々に貢献する」というミッションに基づいて、さまざまな社会課題に取り組んでいる企業様のお手伝いをしてまいります。
 
最後に、本年が皆様にとりまして幸多き一年となりますよう心より祈念申し上げ、新年の御挨拶といたします。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

2024年1月5日
株式会社インターブックス
代表取締役 松元 洋一