- 2025.05.15更新
- 翻訳外注ノウハウ
【翻訳で失敗しない】目的別の翻訳サービスの選び方と外注先の探し方ガイド

外国語対応の必要性は、突然やってくることが少なくありません。急ぎで翻訳会社や通訳者を探しても、「納品された翻訳が思っていた品質と違う…」という事態は意外と多いものです。翻訳は単なる言語変換ではなく、成果に直結する重要なプロセスです。
本記事では、翻訳サービスを検討されている方のために、「目的に合った翻訳方法の選び方」と「適切な外注先の探し方」をわかりやすく解説します。
翻訳の主な3つの方法とその特徴
翻訳方法 | 料金 | 納期 | 品質 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
人間による翻訳(プロ翻訳者対応) | 高 | 長 | 高 | 高品質かつ柔軟な対応が可能。重要文書や外部提出用資料に最適。 |
自動翻訳(Google翻訳、DeepLなど) | 低 | 即時 | 低 | スピード重視。社内資料や概要把握に限定した利用が前提。 |
ポストエディット(自動翻訳+人の校正) | 中 | 中 | 中 | コストと品質のバランス型。AI翻訳をベースに品質を向上させる方法。 |
「翻訳の目的」がはっきりしていれば、どの方法が最適かは自然と見えてきます。品質、コスト、納期の優先順位を明確にして選択することが重要です。
翻訳方法別におすすめの外注先一覧
人間翻訳を希望する場合
プロ翻訳者による高品質翻訳を求めるなら:
-
翻訳会社に依頼する
┗ JTF(日本翻訳連盟)登録の翻訳会社をチェック
┗ 検索ポータルで「翻訳会社+分野名」で検索
┗ 相見積もりサイト(ミツモア、EMEAO!、アイミツなど)を活用 -
個人翻訳者に依頼する
┗ JAT(日本翻訳者協会)やProZなどの翻訳者ディレクトリから探す -
クラウドソーシングで依頼する
┗ Gengo、Conyac、訳す、TRANSMARTなどの翻訳特化型
┗ Lancers、クラウドワークスなどの総合型
自動翻訳を利用する場合
簡易な翻訳や社内向け資料におすすめ:
-
無料ツールの活用
┗ Google翻訳、DeepL、Weblio翻訳、エキサイト翻訳、Linguee など -
有料の高精度翻訳サービス
┗ COTOHA Translator(NTT)
┗ T-4OO(ロゼッタ)
┗ Zinrai Translation(富士通)
┗ MTrans Team(ヒューマンサイエンス)など
ポストエディットを希望する場合
自動翻訳をベースに、品質を高めたい場合:
-
多くの翻訳会社がポストエディットに対応。事前にサービス提供可否を確認するのが安心。
翻訳サービス選定のポイント
翻訳方法や外注先を選ぶ前に、まず以下のような観点で整理してみましょう。
-
何のために翻訳するのか?(目的)
-
どこまでの品質が必要か?
-
社内でチェックできる体制があるか?
-
予算や納期に制限はあるか?
翻訳は「同じ手法でも、誰がやるか」によって品質に大きな差が出ます。翻訳の品質は工業製品のように一律で測れるものではなく、用途や受け手の感覚にも左右されるため、外注先選びは非常に重要です。
翻訳方法別の比較まとめ
まとめ
翻訳サービスを選ぶ際には、「どんな目的で、何を期待するか」を明確にすることが重要です。翻訳方法にはそれぞれメリットとデメリットがあり、安さだけで選んでしまうと、かえってトラブルの原因になることもあります。
インターブックスでは、契約書・マニュアル・Webサイト・プレゼン資料・アプリ・ゲームなど、あらゆる翻訳に対応しています。85か国語以上を扱い、プロ翻訳者による高品質な翻訳をご提供します。翻訳が必要になったその時は、まずはお気軽にご相談ください。ご要望に応じた最適な翻訳方法をご提案いたします。
外国語対応でお困りですか? どうぞお気軽にお問い合わせください。
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