2023.09.06
業務紹介

簡単そうに見えて難しい翻訳たち


営業部では、日々お客様からの様々な問い合わせをお受けしています。
最近はGoogle翻訳やDeepLが普及し、その速さに慣れてしまうと、どんな言葉でもすぐに翻訳できそうな気がするものですが、意外と、簡単そうに見える翻訳ほど難しいことがあります。


 

■メニューの翻訳

 
先日、中国語に堪能な友人から聞いた話ですが、知り合いにメニューの翻訳(日本語→中国語)を頼まれた際、軽い気持ちで引き受けたところ、意外なほど難しく、頭を悩ませたそうです。
 
そのお店は和風のカフェだったのですが、例えば、使われている茶葉の説明。煎茶、ほうじ茶、大和茶など、なんとなくはわかるけど・・・日本人でもいざ聞かれると違いがわからなかったりして、調べて初めて知ることも多かったそうです。

日本人だから日本食のことはわかると思いがちですが、別の言語に訳すとなると、内容を改めてよく理解する必要があると痛感したそうです。

■メールの翻訳

海外の企業様からは、英文で書かれたメールの日本語訳のご依頼を受けることがあります。
メールの難しい点は、国によって様々な文化、マナーがあること。例えば「Dear ~」という一行をとっても、日本語では、相手が企業や団体なら「御中」、個人なら「様」、という敬称の使い分けが必要ですよね。そういった細かい補足も、併せてお客様にお伝えすることもあります。

 
また、文末の結びの言葉。「Best regards,」が代表的ですが、「Thank you,」「Many thanks,」なんていう、よりカジュアルなものも。


特に日本語は敬語が複雑ですから、メールを送る側と送られる側の関係性によっても、選ぶ言葉が変わってくるのではないでしょうか。

機械翻訳が進化している昨今、人間の手による翻訳は果たして必要なのか? という議論もありますが、こうした例を考えると、やはり人から人へ何かを伝えるには、まだまだ人手翻訳は必要であるように感じます。
当社では、どんな分野でも、お客様の立場に立った翻訳をご提案できるよう、営業・プロジェクトマネージャー・翻訳者・チェッカー・DTPオペレーター、あらゆるポジションのメンバーで一丸となって対応いたします。

ぜひお気軽にお問い合わせください。

▼書いた人
営業課 Y
貿易会社からインターブックスに。お客様からのお問い合わせにはスピーディーに対応することを意識しています。

 


 
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