East Asian Strategic Review 2020(東アジア戦略概観2020英語版)
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- 著者
- 防衛省防衛研究所 編
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- 発売日
- 2020年7月18日
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- 定価
- 本体3,000円+税
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- ISBN
- ISBN-13:978-4924914650
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- 言語
- 英語
- 本書の内容
『東アジア戦略概観』は東アジア地域諸国の安全保障戦略や生起した事象について分析した年次報告書であり、防衛研究所の基幹刊行物です。1996年から日本語版と英語版が刊行され、今年で24年を迎えます。2020年版では、貿易摩擦から覇権争いへと先鋭化する米中の対立や、逃亡犯条例に端を発した香港のデモに対する中国の習近平政権の対応、「危機回帰」をめぐり揺れ動く朝鮮半島情勢、中距離核戦力全廃条約の終了がアメリカやロシアにもたらす影響などについて精緻に分析しています。また、こうした戦略環境において、日本が政府一体として推進する「自由で開かれたインド太平洋」構想の意義についても解説しています。『東アジア戦略概観』は、『防衛計画の大綱』にある「安全保障対話・防衛交流を引き続き推進し、我が国の周辺諸国を含む関係諸国との間の信頼関係の増進を図る」という方針の一翼を担うものとして、日本の視点からの分析を内外に発信し自由な議論の題材を提供するものであり、学術専門書としての性格を備えています。
- 目次
序章 2019年の東アジア
第1章:核軍備管理 近代化される核戦力と核軍縮のための環境醸成
第2章:中国 覇権争いへ転換する米中関係
第3章:朝鮮半島 「危機回帰」をめぐる外交と政治
第4章:東南アジア 政権選択とガバナンスの課題
第5章:ロシア プーチン政権にとっての中距離核戦力(INF)全廃条約の終了
第6章:米国 「戦略的競争」の実像
第7章:日本 「自由で開かれたインド太平洋」に向けた取り組み
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