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ごあいさつ

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株式会社インターブックス 代表取締役 松元 洋一日本の文明開化は、諸外国の事物を貪欲に吸収することから始まりました。先人たちが苦労して築き上げた国家の基盤は、第2次世界大戦の敗戦によりそのほとんどを失いましたが、日本は不屈の精神と平和的な国際政治によって半世紀足らずの間に奇跡的な経済成長を成し遂げました。
しかし21世紀を迎えた今日、国内では産業の空洞化、少子高齢化といった成熟した国家ならではの問題を抱え、国際社会では外交問題、安全保障、環境問題など、さまざまな問題に直面しています。

これらの問題を打開するカギとなるのは、国際理解ではないでしょうか。

それぞれの国家の抱える問題について、ほかの国がサポートし、足りないところは補いあうことによって、多くの問題の解決が見えてくるはずです。海外進出を考える企業は、相手国の国情を知らないわけにはいきません。そして、新しい科学的知見や技術を、国家を超えて共有することによって、サイエンスやテクノロジーの進歩は加速されます。
このような真の国際化を進める際に、壁になるのが言語です。
私たちは、翻訳・編集・出版という仕事を通して、グローバル時代のビジネスや文化のコミュニケーションのお手伝いをします。さらに、外国語を母国語に翻訳するだけでなく、日本の文化、技術、思想、情報などを海外に発信し、日本と諸外国の架け橋となる存在でありたいと願っています。

激動する国際情勢と日進月歩するテクノロジーを視野に入れながらグローバリズムを推進するには、不断のイノベーションが要求されます。この理想を追い求めるのは容易なことではありませんが、30数年前、学生時代に鎌倉の禅寺の老師にいただいた言葉があります。

風吹不動天辺月 雪圧難摧澗底松
(風吹けど動かず天辺の月 雪圧せども摧(砕)け難し澗底(谷底)の松)

何ごとにも動じない確固たる信念、いかなる困難に遭遇しても挫けない強い意志を持つことが大切だという意味です。
私たちはこの強い信念と意思で、平和で価値のある世界のために貢献したいと思います。

株式会社インターブックス 代表取締役 松元 洋一

Y.Matsumoto