心に残る一冊　～その後のサンドマン

 
その後、『サンドマン２　プレリュード＆ノクターン（下）』、『サンドマン３　ドールズハウス（上）』、『サンドマン4　ドールズハウス（下）』、『サンドマン5　ドリームカントリー』と続き、番外編の『デス』と続けざまに刊行していきました。
 
しかし、望んでいた部数には届かず、苦しい展開を強いられていました。
 
そんな折、1999年10月にスタジオジブリの「もののけ姫」の英語版が公開され、ニール・ゲイマンがその脚本を担当していました。
さらに、ニール・ゲイマンは日本の文化に触発され、陰陽師という題材で、天野喜孝とコラボした『サンドマン　ドリームハンター』なども手掛けておりました。
そのタイミングで、インターブックスで版権を取得し、監修：小野耕世さん、翻訳：夢枕獏さんという豪華メンバーで、『サンドマン　ドリームハンター夢の狩人』が出来上がりました。
 
しかし残念ながらサンドマンの人気はあまり振るわず、『サンドマン６　シーズンオブミスト』の刊行は、夢物語となってしまったのでした・・・。　
 
続く